「『ハンバーガーを待つ3分間』の値段」

斎藤由多加幻冬社文庫、2007.
言葉になると、事実に少しばかりウソ(誰かの主観)が混ざる--13
事実は、手に入れることができない「真実」の代用品--33
無限の情報源から何を受け取るかは、受け手のIQに比例する--51
画面の上に投影されただけでは情報は価値をもたない;人間の思考に入り込んで補完され、増幅される必要が:ある--55
メンバーの個性を引き出すことと、解釈や誤解の余地を与えないで仕事をさせることは両立しうるか--56
物質社会は、形あるものの価値は算出するが、形や重さのないものに対してはあまりに無関心--61
人間の尊厳は、自分の力で自分の未来を選択していくこと;待たされているのはそれが断たれた状況--77
情報は、受け手に「より有利な未来を選択する権利」を与えるもの--79
インターフェイスは、提供者の意図を表すもの--102
ひとたび基準になると、人の価値観は逆に商品についていく--111
ある世界に入るための付随情報は、受け入れられた後には全て忘れられる--130
情報そのものよりも、それを利用するための場を準備することがより重要--147
「予期せぬ発見」が広告本来の目的--157