2007-05-01から1ヶ月間の記事一覧

「学者のウソ」掛谷英紀、ソフトバンク新書、2007.

自分の属する世界の常識がどこにでも通用すると思い込んでいる人が本当の世間知らず--73-74 注意喚起と学術的予測を混同させてはならない--107 いい大学・大学院で学ぶことには、それに付随する責任がある--170 ○タイトルに当てはまるのは全体の1/3くらい。…

「入門 論文の書き方」鷲田小彌太、PHP新書、1999.

材料をバラバラのまま、ある程度まとまりのあるグループに分け、思考者が主体的につないでいく(梅沢)--15 テーマがないのは、下調べをしていないから、調べる意欲が希薄だからというケースが大部分--31 「最初にテーマありき」はおおよそ失敗が約束された…

「早朝会議革命」大久保隆弘、日経BP社、2003.

部下の前で叱責されることは、部下のためになる--118 MS会議では、定例報告をベースに様々な切り口で問題点を新しく見いだす、あるいは新しい発想や行動基準を生み出す--123 自分がビジョンを持っていれば道に迷うことは無い--128 会議は企業の体質を如実に…

「差別原論」好井裕明、平凡社新書、2007.

差別は「してしまうもの」であり、それを回避するために考え実践する上での意味ある手がかりである--37 差別するもの、差別される者は、ともに自らの存在をかけて戦おうとする--42 スローガンは、行動の主語を語っていない--47 差別を受けることへの完全なる…

「食い逃げされてもバイトは雇うな」山田慎也、光文社新書、2007.

「数字に強くなる」ではなく「数字に上手くなる」ことを目指そう ○具体的な例を通して、平易に会計を語る。 ○類書にあるような内容も多いが、会計概念の入門としてはよいだろう。

「下流志向」内田樹、講談社、2007.

「消費者意識」の高い子どもたちは、学習を選択しないことに価値を見いだしている 積極的な「学びの逃避」を求めている子どもたち 義務教育の価値は、その結果が学習時点では見えないことにある 教育は労働は「苦役」であると考えられている ○学習に向かわな…

「ファストフードが世界を食いつくす」エリック・シュローサー、草思社、2001.

○ファストフード業界の実態を描き出したノンフィクション。 ○食品そのものの問題に限らず、ファストフード業界のあり方をも問う。 ●米国の地名に不分明だと、ちょっと慣れない。 *ファストフード業界に限らず、現代の産業全般に当てはまる批判とも言える。 …

「論理力を鍛えるトレーニングブック」渡辺パコ、かんき出版、2001.

正論で人が人が動かないのは、正論が人がなぜ嫌がるのかという「本当の理由」に目を向けていないから--29 それた道を軌道修正できる力(それたことにできるだけ早く気づき、それる前まで戻れるようにする)を養うことが重要--31 適切な論理を作るには、永遠…