やっぱり変だよ日本の営業、宋文洲、日経BP、2002.

  • 売り上げは「天時、地利、人和」の総合結果--43
  • 本当の教育は教育機関が行い、企業は業務に関する知識を教える--64
  • 営業課長とは、一人の営業マンとしてのセールス能力ではなく、組織としての営業の仕組みを自分の組織に適用できる人--70
  • 営業の本質は「売る」ことではなく「知る」こと--82
  • センスは、本人も分析できないからセンスである--117
  • 経営や営業にとっての「情報」とは、何かの目的を達成するために事前につかんでおけば有利に事を進めることができる「兆候」--122
  • 文章はアナログ情報、必ず主観性とあいまい性を含む--158
  • アマもプロもかける時間はかわらないが、プロはつねにそれについて考えている--188
  • 「結果がすべて」は負けた側の言葉;勝っても負けても平常心でノウハウを蓄積すること--199
  • 「愛」や「情け」は個人間の感情であり、組織にばら撒くものではない--218

○営業をテーマとした本だが、組織論としても有用。