「入門 論文の書き方」鷲田小彌太、PHP新書、1999.
- 材料をバラバラのまま、ある程度まとまりのあるグループに分け、思考者が主体的につないでいく(梅沢)--15
- テーマがないのは、下調べをしていないから、調べる意欲が希薄だからというケースが大部分--31
- 「最初にテーマありき」はおおよそ失敗が約束されたケース--32
- 始めから「結論」が決まっているような論文は、自分に都合の良いデータばかりになり、反論に弱い--32
- ものごとのトレーニングはすべて、基本形の反復練習から始まる--44
- よい自国語文献は、良い外国語文献を引用している--71
- 調査・研究とは、資料から新しい「意味」「要素」を見いだすこと;研究対象は既知のもので問題ない--77
- 文章を書くときのポイント:一文に一つの事実や主張、二重否定は使わない、受け身形に注意--145
- 「誰にでも分かる文章」は、最初からそのつもりで書かないと書けない--151
- 作品のまわりを存分に回らないと、その限界を乗り越えることは出来ない;一つのテーマを書き尽くすことが大切--187
○実践的な論文の書き方講座。これ以上優しく書けるだろうか。