「立ち直るための心理療法」

矢幡洋ちくま新書、2002.
人間には立ち直るための資源、抵抗力がある--65
精神病・うつ病は、始まりがはっきりしている;過去との断絶・飛躍がある--71
神経症は、言葉によって形成される部分が大きい;言葉によって解きほぐすことも可能--107
人間は、ある程度自分で主観的に編集した自分史を持つことにより、自分を理解し、アイデンティティを保てる--137
症状を消すのではなく、「こうしたい」という人生でのプラス方向を目標とすること--181-2
原因探しは、結局立ち直るためのアンテナを狭めることにつながる--187