「発声のヒント」

中尾和人、音楽之友社、1974.
顎・ノド・胸は一体のもので、どれか一つに力が入ると全部が固くなる;一つが本当に力が抜けると全部が楽になる--24
促音は外国語にないので外国人は上手く出来ない;このときは胸を強く圧迫している--51
歌と一体になった、くつろいだ自然さが必要--55
作為があっては十分に意思を出し切れない、自分では表現しているつもりでも考えている半分も出すことは出来ない--55
柔らかい舌でないと正しい外国語の発音は出来ない--57
話し声と同じ声で歌えるのが一番理想的--70
ノドから声が出ているのではなく、もっと深いところから八出している--72
発声は、人まねではなく自分自身を完成すること--74
発声はシーソーゲーム;反対のことをやるとよい--75
いい発声になればなるほど、押さえつけないために外へ出る声が多くなり、自分には小さく聞こえる--81
音符を読み、頭の中で歌ってみて音楽を作り上げてから、音にしてみるべき--85
○多いにヒントになる本。