「詩のボクシング」って何だ!?、楠かつのり、新書館、2002.

  • 観客の反応、「聞くこと」が成立していないなら、「読むこと」も成立していない--56
  • 自分の唄う歌だけを考えているカラオケ状態--56
  • 詩人は、詩人という肩書きだけで特別だという意識を持ち、その朗読には内声も反省も無い--63
  • 朗読者・対戦者・ジャッジという三方向の関係による重層化が新たな可能性を生む--65
  • 声にはその場での他者とのコミュニケーションを強く保つ力がある--67
  • 自分だけを見ている一人よがりな言葉では「詩のボクシング」に勝てない;他者の存在を実感し、ぶつかり合うことで心を通じ合わせる--183

○ライブとしての音楽にも、同じことが言える。