山極寿一、野家啓一、大澤真幸「いま、なぜ「ヒトの科学」か」(図書 2007.2)

  • 未来に対して、人間は変わるもの;変わってきた由来をみれば、人間は変化する実態であって今後も変化し続ける(山極)
  • 人間のアイデンティティ喪失=人間とは何かを問うてきた哲学のアイデンティティの喪失(野家)
  • 感情が人類の進化や社会生活に重要と考えられている時代;これまで切り捨てていたものが人間の特性として重要になってきた(山極)
  • 自然科学は、責任概念を無化している(大澤)
  • 模写=コピー、模倣=身体に共鳴し、その意図を自分で共感して行う行為(山極)
  • お互いにコミュニケーションをしながら感情をやり取りする能力が、人間らしさを表している(野家)